熱交換換気システムについて興味がある方に向けてメリットをご紹介します!

2021.5.22 スタッフブログ

住宅における熱換気システムにはどのような役割があるかご存知ですか。
熱交換換気システムは、室内から排出される空気の熱を吸収して、新しく取り入れた外気に熱を移す仕組みです。
メリットとしてダニやカビを抑制したり、シックハウス症候群を防いだりします。
今回は、熱交換換気システムの役割やメリットを紹介します。

□熱交換換気システムの仕組みとは

換気システムとは、室内の空気を機械によって強制的に入れ換える仕組みです。
それにより自分で窓を開ける手間が省けます。
強制的な換気の例として、トイレやお風呂場、キッチンをイメージするとわかりやすいです。

では換気が重要な理由をご存知ですか。
近年は高気密の住宅が増えています。
それにより、結露が発生しやすかったり、二酸化炭素が溜まりやすかったりする問題が深刻化しています。
そこで建築基準法によって、住宅の24時間換気が義務化されました。

また、従来の換気システムは、部屋の空気が出たり入ったりするため、季節による外気温の影響を受けやすかったです。
しかし熱交換換気システムを取り入れることで、この影響を少なくできます。
なぜなら、室内から排出される空気の熱を吸収して、新しく取り入れた外気に熱を移す機能があるからです。
それにより1年を通して快適に過ごせます。

□熱交換換気システムのメリットと注意点とは

ここでは熱交換換気システムのメリットと注意点を紹介します。

*メリットとは

まずメリットとして以下の3つが挙げられます。
・ダニやカビを抑制
・シックハウス症候群を防止
・汚れている外気をフィルタリングして取り込む

まず換気により通気性が良くなるのでダニやカビの発生を抑えられます。
そして、ただの換気ではなく熱交換換気なため、換気に伴う冷暖房のロスを減らせます。

*注意点とは

熱交換換気システムでは、主に各部屋の排気、給気用にダクトを使います。
そこにカビを防止するための適切な対策が講じられているか確認しましょう。
確認する点としては、風量が適切に保たれているか、高機能フィルターが給気吸い込み口に装備されているかどうかです。
これらの対策がなされていないと、ホコリがダクト内に溜まるため、結露が発生してカビの原因になるでしょう。

□まとめ

今回は、熱交換換気システムの役割やメリットを詳しく紹介しました。
熱交換換気システムには、ダニやカビを抑制したり、シックハウス症候群を防いだりするメリットがあります。
また、注意点もしっかり押さえておくと良いでしょう。
当社はお客様に合った住宅を細部にまでこだわって提案しますので、お気軽にご相談ください。