家づくりにかかる費用の内訳と相場について解説

2023.8.22 スタッフブログ

家づくりをする上で考えるべき項目として費用があげられます。
あらかじめ、家づくりをする上でどこの部分でどれだけ費用が必要かということを把握しておけば、家づくりがスムーズにいきます。
そこで、今回は家づくりにおける費用について解説します。

□家づくりにかかる費用の全体像

家づくりにかかる費用は以下のようなものがあります。

1.土地に関する費用

注文住宅では、相続などで既に土地を所有している場合を除いて、土地の調達から始まります。
土地の購入には「土地の購入費」の他に「改良費用」「地盤調査費用」などが必要に応じてかかるため。その分の費用も見込んだ予算を立てることが大切です。

2.建物に関する費用

建物に関する費用は、主に本体工事費、別途工事費、諸費用の主に3つから構成されています。

本体工事費は、建物本体を建てるための工事費用のことで建築費全体の7~8割を占めます。
「坪単価」と表示されている時は、一般的に本体工事を指しています。

別途工事費は外構の工事費用や古家の解体、地盤改良などを含めた費用のことで、建築費全体の1~2割を占めます。

諸費用はとは登記費用や建築確認申請書、地盤改良などを含めた費用の事で、建築費全体の1割程度を占めます。

□家づくりにかかる費用の相場とは?

家づくりの費用相場を土地購入のありなしで分けて解説します。

*土地購入あり

土地購入資金と住宅資金を合わせた新築注文住宅の購入資金の総額は全国平均で5112万円、東京・名古屋・関西圏の三大都市圏平均では6115万円かかります。
このうち、土地購入資金は全国平均で全体の約34%で三大都市圏内では約40%を占めています。
よって、土地の購入費用は予算全体の3~4割を占めると考えればよいでしょう。
土地の費用を抑えることで建物に費用をかけることも可能です。

*土地購入無し

土地購入資金を除いた新築注文住宅にかかる費用の平均は、全国平均で3459万円、三大都市圏平均では3843万円となっています。
購入資金のうち、自己資金からの出費は全国平均で972万円、三大都市圏平均では1332万円となり、比率でみるとそれぞれ28%、35%となります。

□まとめ

本記事では、家づくりに必要な費用の内訳と相場について解説しました。
家づくりにかかる費用は、現金で用意しなければならないものがあるため、予めいくらかかるかをある程度予想して、予算を工面しておきましょう。
当社はお客様のご要望に寄り添った家づくりをしております
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