家を建てるにあたって、その要ともいえる施工の品質。一般的な木造住宅の場合、よく耳にする「建築基準法」で決まっている基準は全体のわずか10%未満といわれています。そのほか、瑕疵担保責任等を含めても、全体の約59%にとどまります。
残り4割は職人や現場監督の人的裁量にゆだねられ、この部分について自社で基準を定めていない建築会社が多くあることをご存じですか? つまり技量によって仕上がりが変わってしまうという業界の問題があるのです。 さらに既存の住宅検査は、合格する前提で形になっている部分も少なからずあります。
そこでコダマホームでは、ミスやムラのない家づくりのために、第三者現場品質監査を導入しています。
1.自社専用の品質基準
自社の指針を明確化し、協力会社と共有
まず「標準施工手引書」という自社基準を作成し、バツとマルを明確にします。建築基準法よりもはるかに厳しいものを定めることで、高品質への手を緩めません。
2.現場工程チェック
10回の重要なタイミングがポイント
後戻りができない施工タイミングでしっかりチェックすることにより、見えないところ(基礎の鉄筋、防水措置、壁内の構造体など)の施工品質が保たれます。
3.第三者による監査
自社の品質管理を外部のフラットな目で
検査ではなく監査という一段上の品質管理を取り入れ、あえて第三者の視点から厳しくチェックしています。信頼と安心のため、もし基準に適合しないところがあれば履歴を残し、改善してから次の工程へと進みます。