家づくりにおける工程とかかる期間をご紹介!

2023.4.26 スタッフブログ
家づくりをお考えの方でスケジュールに関して不安に感じている方は多いでしょう。
どのような流れで家づくりが進み、どのような理由で遅れてしまうのか。
これらについて知っておくとスムーズに進められる可能性が高まります。
ぜひ本記事を参考に、家づくりを進めてくださいね。
 

□家づくりの工程とかかる期間について解説!

 
家づくりはどのような工程で進んでいくのでしょうか。
 
まずは着工準備です。
新築工事では、着工する1ヶ月ほど前から準備が始まります。
具体的に構造材をプレカット工場に発注したり、地盤調査をしたりします。
 
もし地盤調査で地盤が軟弱だとわかると、着工2週間前ほどに地盤の改良が行われます。
結果に応じて、表層の改良、柱状改良などを行います。
着工1週間前になると、建物の位置や高さを出します。
地縄よりも50センチメートルほど外側に杭と板を使って囲むようにして、建物の通り芯を測定します。
 
また、トイレや水道、電気などの仮設工事も行われます。
工事現場は危険が伴うため、職人さん以外が立ち入りできないように敷地を囲う作業も行います。
 
着工してから1ヶ月は基礎工事を中心に現場が進みます。
基礎を作るために地面を掘削し、その上から割栗石を敷き詰めていくのです。
その上から防湿シートを敷き、5センチメートルほどの厚さのコンクリートで固定します。
 
その後鉄筋を組んでいき、配筋検査を行います。
問題がなければコンクリートを打設していきます。
 
このようにして基礎工事が進んでいき、着工後1ヶ月から2ヶ月になってくると建物に関わる工事が始まっていきます。
クレーンを使って柱や梁のようなメインの構造材を組んでいき、形が出来上がったら屋根にルーフィングシートを貼ります。
 
その後構造工事が進んでいき、屋根工事、配管工事、ベランダ防水工事が終わると大まかな形が出来上がります。
 
着工から2ヶ月が経つと、外壁工事やフローリング工事が始まり外装や内装が完成に近づいていきます。
外壁工事が完了すると、足場を解体して外構工事のような外回りの工事が行われます。
外構工事が完了すれば建物は完成です。
 

□工事が遅れてしまう原因とは?

 
このようにしておおよそ約半年ほどかかる新築工事ですが、とある原因で遅れてしまうことがあります。
 
それは「天候」です。
特に工事序盤は柱が剥き出しになっているため、雨の影響を受けやすいです。
そのため、雨がよく降る時期には工事を避けた方が良いでしょう。
 

□まとめ

 
家づくりの工程とかかる期間について解説しましたが、天候によって工期が左右されます。
もしスケジュールに余裕がないという方は天候が悪い時期は避けて、工事を行うようにしてくださいね。
本記事が家づくりの参考になれば幸いです。