ガレージ付きの注文住宅のメリット・デメリットとは？
注文住宅を考えるうえで、車を持っている方は駐車場をどうするかも考えなければなりません。
駐車場を考えるうえで、ガレージ付きの注文住宅は駐車場としての機能以外にデザイン性も高いため、検討されている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はガレージ付きの注文住宅の特徴について解説します。
□ガレージ付きの注文住宅のメリット・デメリット！
＊ガレージ付き注文住宅のメリット
メリットは主に以下の5つがあります。
1.車を安全に保管できる
愛車を敷地内のガレージに設置できるため、安全に保管できます。
また、ガレージ内に車があると荷物の運び入れも楽になり、車の乗り降りがすぐにできるので、小さなお子様やお年寄りの方がいらっしゃるご家庭には便利な設備です。
2.趣味のスペースとして利用できる
ガレージのスペースを広めにとっておくと、駐車場以外に趣味のスペースとしても利用できます。
ゴルフバッグや釣り具など家の中での保管に困る大きな道具の保管にはピッタリです。
3.雨の日の車の乗り入れが楽になる
ガレージ内に車を停めておくと、雨に濡れずに車に乗れます。
4.駐車場代を節約できる
ガレージを設置しておくと、外部の駐車場を新たに契約する必要がないため、駐車場代を節約できます。
特に都市部では駐車場代が高くなりやすいので、節約効果は高いです。
＊デメリット
1.居住スペースが狭くなる
ガレージの面積分居住スペースが小さくなることがデメリットです。
また、住居スペースが上層階になりやすいため、不便に感じることがあります。
2.建築コストがかかる
1階部分にガレージを設置しようとすると、車の出入りができるように広い間口が必要になります。
広い間口にすると耐震性が下がってしまいます。
住居の耐久性を高めるためのコストが必要となります。
□ガレージ付きの注文住宅の間取りのコツ！
ガレージ付きの注文住宅の間取りを決める際は、あらかじめ車1台に必要な駐車スペースの面積をしっかり確認することが重要です。
面積をきちんと把握しておかないと、実際に車を停めた際に狭くて乗り降りがしにくく、ストレスになりやすいです。
車の種類や用途ごとに必要なスペースは以下の通りです。
・普通乗用車：約4.5坪(幅2.5m×奥行6m)
・軽自動車：約3.5坪(幅2.3m×奥行5m)
・車1台+車椅子を使う場合：約6.3坪以上(幅3.5m×奥行6m以上)
・車1台+収納：5～5.5坪(幅3.0m×奥行5.5～6m)
・車2台の場合：約10坪(幅5.5～6.5m×奥行6m)
□まとめ
本記事では、ガレージ付きの注文住宅のメリット・デメリットと間取りのコツについて解説しました。
注文住宅にガレージがあると、車の乗り降りが楽になりますが、居住スペースが小さくなりコストもかかるというデメリットもあります。
また、ガレージのスペースをよく考えないとガレージ自体も使いにくくなるので、よく検討しましょう。
