夏でも涼しい家にするためのひと工夫をご紹介します!
夏でも涼しい家にする工夫をご存知ですか。
高気密で高断熱の家は寒さだけでなく暑さにも効果的です。
また、敷地に落葉樹を植えたり、地窓を設けたりするとより涼しく過ごせます。
そこで今回は、家の中における気密性と暑さに対処するアイデアを3つ紹介します。
□高気密で高断熱が夏の家にもたらす影響とは
気密性と断熱性によって、家の内部の暑さや寒さが決まるのをご存知ですか。
例えば日本の伝統的な家には、家の中と外を分ける障子やふすまがあります。
これにより夏は湿気がこもりにくいですが、冬は隙間風が入り寒いでしょう。
その一方でヨーロッパの家は、周りが壁で囲まれています。
そのため、冬は気密性が高くなり暖かいですが、夏は熱がこもり暑いです。
現在ではエアコンの普及により、ある程度室温は調整できますよね。
それでも、夏は暑く冬は寒い家はあります。
それは断熱材が使用されていない家です。
断熱材は室内の空気を外部に出さない効果があるというイメージがあるでしょう。
しかしそれだけでなく、外部からの暑さや寒さも防いでくれます。
特に築30年以上の家の多くは、断熱材が使用されておらずエアコンが効きづらいでしょう。
また、断熱材が正しく使用されていない場合も同様です。
それにより、風通しの悪い家になります。
風通しの悪い家は、高温多湿の日本においてカビが発生する大きな原因となります。
□暑さに対処するアイデアを紹介します!
ここでは、気密性以外で暑さに対処するアイデアを3つ紹介します。
まずは、南に庇(ひさし)を付けることです。
夏に日差しが室内に入ると暑くなりますよね。
庇を南側に付けると日陰ができるため、涼しくなります。
2つ目は、落葉樹を植えることです。
家の周りの環境が室温に影響を与えるのをご存知ですか。
敷地に落葉樹を植えることで、葉が生い茂り日差しを遮れます。
また夏に日陰を作りたい場合は、南から西側に植えましょう。
3つ目は、地窓を設けることです。
夏の日差しは強いですよね。
そのため、西側に大きな窓を設置すると光が入ってきてしまいます。
しかし地窓なら明かりを確保しつつ、涼しい風を取り込めます。
□まとめ
今回は、家の中における気密性と暑さに対処するアイデアを3つ紹介しました。
高気密で高断熱の家にしたり、敷地に広葉樹を植えたりすると良いです。
これらの工夫をして夏でも涼しい家を実現させましょう。
当社はお客様に合った住宅を細部にまでこだわって提案しますので、お気軽にご相談ください。