子供部屋がない時の影響についてご紹介します!

2021.12.20 スタッフブログ

これから家づくりを始める方には、子供部屋を作ろうかお悩みの方も少なくないでしょう。
最近は、壁を全て取り払ったオープンな家もあります。
しかし、プライベートな空間がないことで成長段階の子供たちに悪影響がないのか心配ですよね。
今回は、子供部屋の役割や、それがないことによる影響をご紹介します。

□住宅における子供部屋の役割を説明します!

日本では、子供部屋は勉強する習慣をつけさせる場所というイメージがあります。
しかし、最近はダイニングやリビングで勉強することで成績が上がるとも言われています。
よって、子供部屋は自立を促すための訓練をする場所と認識を改めるのがいいかもしれません。

これは、アメリカでは一般的な認識で、たとえ子供でも人間として尊重されるべきであるという思想が土台となっています。
自立とは、例えば整理整頓能力を身につけたり、インテリアのデザイン能力を鍛えたりすることが挙げられます。
また、リビングでは家族と過ごし、子供部屋では1人でいる時の寂しさも体感できるのでメンタルの向上も期待できます。

しかし、子供が多いご家庭だと1人に1部屋ずつは与えられない場合もあるかもしれません。
この場合でも、兄弟で共有する部屋に自分のスペースを作ってあげることを大事にすると良いでしょう。

□子供部屋がない影響について2つの問題を解説します!

1つ目は、自主性に影響が出ることです。
性格にもよりますが、部屋を持つことにより掃除を進んでやるようになるかもしれません。
しかし、子供部屋がない場合は親が掃除してくれるのが当たり前という意識になってしまいがちです。
自分のスペースをコントロールするという自主性を身に付けさせるためにも、子供部屋があるのは重要なことなのかもしれません。

2つ目は、思春期に1人になれないことがストレスになる場合があることです。
思春期は、大人へ変化する大事な時期ですので男女問わず不安定になりがちです。
特に、異性の兄弟や姉妹が同じ部屋だったり、1人になれる空間がなかったりする場合、精神的な影響が出てくるかもしれません。
いくら家族であっても、恥ずかしさや隠したいことはありますから、そこは理解する姿勢を示すことが大切です。

□まとめ

今回は、新築をお考えの方に向けて子供部屋がない場合の影響についてご紹介しました。
プランの打ち合わせ等の相談は、建築士が直接アドバイスを行い、お客様の生活スタイルに合わせてプランを作成して行きますので、お気軽にご相談ください。
安心の家づくりをご検討中の方は、ぜひ当社へご相談ください。