平屋に中二階はアリ?メリットとデメリットを比較して賢く選択しよう

2024.8.30 スタッフブログ

平屋に住みたいけど、広さが足りない…そんな悩みをお持ちの方へ。
平屋に中二階を取り入れることで、広さと機能性を両立できる、新しい住まいの選択肢があります。
この記事では、平屋に中二階を取り入れるメリットとデメリットを具体的に解説していきます。
皆さんにとって最適な間取りを選択するための判断材料を提供しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

□平屋に中二階を取り入れるメリット

平屋に中二階を取り入れると、さまざまなメリットがあります。

1:使える床面積が増える

平屋は、2階建てと比べて床面積が限られるため、収納スペースや個室を確保するのが難しい場合があります。
しかし、中二階を取り入れることで、小屋裏スペースを活用し、有効な床面積を増やすことができます。

例えば、寝室や書斎、子供部屋など、用途に合わせて空間を確保できます。

2:多目的スペースとして活用できる

中二階は、単なる収納スペースとしてだけでなく、多目的に活用できる点が魅力です。

例えば、書斎や趣味部屋、セカンドリビング、ゲストルームなど、家族のニーズに合わせて空間をアレンジできます。

3:家全体にメリハリと開放感が生まれる

中二階の段差は、空間を仕切るだけでなく、視覚的なアクセントとなり、家全体にメリハリを生み出します。

また、平屋は全体的に低い空間になりがちですが、中二階は天井高が変わることで、開放感も演出できます。

4:採光を確保できる

平屋は、土地の形状によっては採光が確保しにくい場合があります。
しかし、中二階は、リビングから光を取り込みやすく、他の部屋にも光が届きやすくなります。

特に、北側の部屋や中央の部屋は、中二階を取り入れることで、明るく快適な空間になります。

□平屋に中二階を取り入れるデメリット

中二階を取り入れることは、メリットが多い反面、いくつかデメリットも存在します。

1:建築コストが高くなる

中二階は、構造や工事が複雑になるため、通常の平屋よりも建築コストが高くなる傾向があります。

ただし、最近は中二階専門の工務店も増えており、コストを抑えられるプランも登場しています。

2:耐震性が気になる

中二階の構造は、通常の平屋とは異なるため、耐震性への懸念があるかもしれません。

しかし、適切な設計・施工を行うことで、通常の平屋と同等の耐震性を確保することができます。

3:バリアフリーになりにくい

平屋は、階段がないため、バリアフリーで、高齢者や体の不自由な方でも暮らしやすい住まいと言われています。

しかし、中二階を取り入れると、階段が発生するため、完全なバリアフリーとはなりません。

ただし、階段の段差を少なくしたり、手すりを設置したりすることで、バリアフリーに近い状態を実現することも可能です。

4:固定資産税が高くなる

中二階は延べ床面積に含まれるため、固定資産税が高くなる可能性があります。

ただし、地域や建物の構造によって税金は異なるため、事前に確認するようにしましょう。

□まとめ

平屋に中二階を取り入れることは、広さと機能性を両立できる有効な手段です。
しかし、建築コストや耐震性、バリアフリーなど、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルに合った住まいを選択してください。