注文住宅に駐車場を設置する際のポイントとは?

2023.10.4 スタッフブログ
普段から車に乗る方にとって、駐車場は大切ですよね。
しかし注文住宅の駐車場にはその広さや形など、決めるべきことがたくさんあるため、悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、駐車場に必要な広さと注文住宅の駐車場をつくる際に考えるポイントをご紹介します。
 

□駐車場に必要な広さは?

 

*駐車場に必要な広さ

 
駐車場をつくる場合の一般的な寸法は、「幅2.5m×長さ5.0m 車路幅5.0m」です。
2階建て4LDKの住宅を建てるには、35坪ほどの広さが必要なため、これに駐車場スペースを加えると、単純に考えて40坪ほどの広さが必要ということになります。
 

*より大きくした方が良い場合

 
車いすやベビーカーを使用する場合には、先ほど紹介した寸法では少し窮屈さを感じてしまう可能性があります。
そのため、通常よりワンサイズ大きめの駐車場を設置すると良いでしょう。
他にも、大きなワゴンタイプの車に乗っている方、もしくは将来大きな車に乗りたいと考えてる方はその寸法を把握した上で駐車スペースを確保する必要があります。
 

*より小さくした方が良い場合

 
狭い土地で注文住宅を建てるなら、ビルトインガレージを検討してみてはいかがでしょうか。
ビルトインガレージとは、駐車スペースを建物の一部に組み込んだガレージのことです。
それにより、限られたスペースでも十分な広さの駐車場を確保できます。
高さが基準を超えてしまう、より広い居住スペースを確保したいという方は、地下駐車場を作るのもおすすめです。
 

□注文住宅の駐車場をつくる際に考えるポイント

 
注文住宅の駐車場を作るためには、広さ以外にも考えるべきポイントがいくつかあります。
今回は、特に大切な3つのポイントをご紹介します。
 
1.車の停め方
 
直列駐車や並列駐車、縦列駐車など、車の駐車方法によって駐車場の形は異なります。
注文住宅の設計が完了すると簡単には駐車場のレイアウトを変更できないため、土地の形状や建物の大きさなどを考慮して、ご自身が停めやすいと感じる駐車場を考えましょう。
 
2.日当たり
 
日当たりが良い場所に駐車場をつくると、日焼けによって車体の塗装が変色する可能性があります。
土地の形や使い勝手を考えて日当たりの良い場所に駐車場を作る場合には、ガレージやカーポートといった日焼け対策も検討しましょう。
 
3.車と玄関の間の動線
 
雨の日や重たい荷物を運ぶ日に、玄関と車までの距離が遠いと不便に感じやすいです。
そこで、車と玄関との動線効率は意識すると良いでしょう。
特に、ビルドインガレージにすれば、天気が悪い日の荷物の出し入れ、車椅子やベビーカーへの移乗も楽ちんです。
 

□まとめ

 
今回は、駐車場に必要な広さと注文住宅の駐車場をつくる際に考えるポイントをご紹介しました。
駐車場をつくる場合の一般的な寸法は、「幅2.5m×長さ5.0m 車路幅5.0m」です。
今回ご紹介したポイントを意識して、理想の駐車場を実現してくださいね。