注文住宅の窓についてお悩みの方へ!窓の種類によるメリットとデメリットをご紹介!

2023.2.11 スタッフブログ

窓には、外からの冷気を遮断したり、外光を取り入れたりといった様々な役割があり、住み心地の良い家をつくるために非常に大切な要素です。
そんな窓には様々な種類があり、実際にどの窓を使用すれば良いか迷っているという方も多いはずです。
そこで今回は窓の種類ごとのメリット・デメリット、窓の配置における注意点をご紹介します。

□注文住宅でよく使用される窓の種類について

まずは、よく使用される窓の種類をご紹介します。

1.すべり出し窓
すべり出し窓は、現在の住宅で最も多く使用されている窓です。
取っ手やハンドル部分をつかんで回し外側に押し出すか手前に引いて開けるタイプの窓となっています。
すべり出し窓のメリットは、サッシの気密性が高いことや引き違い窓よりもスペースを小さく抑えることができる点が挙げられます。

一方でデメリットは、窓を開ける側にスペースが必要になることや内開き窓の場合はカーテンを設置しづらいことが挙げられるでしょう。

2.引き違い窓
おそらく窓と聞いて皆さんが思い浮かべるのがこの引き違い窓でしょう。
2枚のガラスを左右に引くことで開閉するタイプの窓である引き違い窓のメリットは、開口を調節できる点や、窓を全部外すことができるためドアから入らない家具を窓から入れられる点が挙げられます。

それに対してデメリットは、窓をスライドさせるため気密性が低かったり、デザイン性が高くなかったりする点が挙げられるでしょう。

3.上げ下げ窓
上げ下げ窓は2枚の窓ガラスを上下にずらして開ける窓で、洋風建築でよく見るタイプの窓です。
メリットとしては、窓ガラスを上下にスライドさせて開閉するため、外部からの侵入を防げる点、引き違い窓よりも気密性と断熱性能が高い点が挙げられます。

一方でデメリットとしては、上部が固定され、下部のみがスライドするシングルハング窓の場合、上部が清掃しづらかったり、コストが高かったりすることが挙げられるでしょう。

4.はめ殺し窓(FIX)窓
はめ殺し(FIX)窓は、窓枠と窓ガラスが完全に固定されていて、開閉できない窓のことを言います。
採光や眺望を目的として設置される窓で、吹き抜けやテレビの上などによく採用されています。
メリットとなるのは、やはり気密性が高いことです。
それに加え、窓全体に対して窓ガラスを大きく確保できる点、開く窓に比べるとコストが安く済む点なども挙げられます。

逆にデメリットは、室内から外側の窓ガラスを掃除できない点が挙げられるでしょう。

□窓の配置における注意点とは?

ここからは、窓の配置における注意点をご紹介します。
注意しておくべきポイントは以下の通りです。

・採光
・耐震性
・風通り
・防犯面
・掃除
・家具の配置
・人の目線

これらの中から、かいつまんで3つを詳しくご紹介します。

*採光

戸建て住宅の場合、窓を自由に配置することができるため、自然光によって部屋を明るくし、電気代を抑えることもできます。
採光があまりない場所には天窓を設置して明るさを確保するようにしましょう。

*風通り

風通りの良さは、住み心地に直結してきます。
部屋のジメジメの対策や、カビやダニの発生を抑制することにもつながるため、風通りを良くできる窓の配置を意識することが大切です。

*掃除

デザインや気密性が高いため、現在はすべり出し窓が使用されている住宅が増えてきています。
人気な窓ではあるものの、少し掃除がしにくいという側面もあります。
手軽に掃除ができるかどうかも考慮して、窓選びを行うようにしましょう。

□まとめ

今回は注文住宅でよく使用される窓の種類と種類ごとのメリットデメリット、窓選びの際に注意すべきポイントについてご紹介しました。
住み心地の良い家をつくるためにも、これらのことを意識した窓選びをするようにしましょう。
当社では、土日祝日も含めたほとんど毎日、無料相談会とモデルハウス見学会を行っております。
お住まいについてお困りの点がある方は、ぜひこの機会にご相談ください。