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スタッフブログ
テレビや雑誌で「築200年」という家を見たことはありますか。
年月を経てもそこにある姿は風格と歴史を感じ、とても印象に残りますよね。
「マイホームを建てるなら長持ちする家に住みたい」という気持ちは多くの方が持っているのではないでしょうか。
今回は、長持ちしている家の特徴や長持ちする条件について解説します。
□長持ちする家の特徴とは?実際に長持ちしている家の特徴をご紹介!
現在残っている最も古い建築物として、築1600年の正倉院があります。
全て木でできているというのも驚きですよね。
この建物が今なお存在できた理由は工法にあります。
正倉院は「板倉造り」でできており、杉の粘り強い性質を耐震性に活用した、丈夫な構造になっています。
杉板の構造材をそのまま仕上げ材としても使い、調湿効果のある木の良さを最大限に活かしているのです。
木は腐るため長持ちしないと思う人も多いですが、それは間違いです。
木材だけでも安価な断熱材よりは断熱性があり、内部結露も起きないため、家は長持ちします。
伝統的な工法は、気候や材木の特徴を全て考慮して建てることにより丈夫で長持ちしたのです。
つまり、長持ちの家を建てるには無垢の木が最も適していると言えるでしょう。
日本で育った木は、日本の気候に強いです。
日本産の無垢材の風土への適応能力をうまく住宅に生かせば、長持ちする家が建てられるでしょう。
□長持ちする家を建てるには?長持ちするための条件をご紹介!
家が長持ちするために満たすべき条件は2つあります。
1つ目は、地震や水害などの避けられない自然災害に強いことです。
建物の寿命を縮めるのは、住んでいる人の内部要因よりも外部からの影響の方が大きいです。
特に、水害や地震などの大きな災害は最悪建物を倒壊させる可能性もあります。
快適さ重視の性能だけでなく、自然災害にも耐えうる丈夫さについてもしっかり考えるようにしましょう。
2つ目は、定期的なメンテナンスがしやすいことです。
どんな建物でも定期的なメンテナンスは必要です。
例えば、屋根や外壁は塗料にもよりますが、最短10年を目安に再塗装が必要ですし、床下だとシロアリの予防も5年おきくらいに行う必要があります。
これらを意識して、作る段階からメンテナンスがしやすい家を設計することが、長持ちする家を建てるコツといえるでしょう。
□まとめ
今回は、マイホームを購入する方へ長持ちする家についてご紹介しました。
当社は日本で育った桧をベースに家造りしております。
地震に耐える耐震性があり、揺れを抑える制振構造で安心して暮らせる住まいを造っております。