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スタッフブログ
マイホームを建てることは、人生における大きな夢であり、同時に大きな決断です。
理想の家を実現したい気持ちは山々ですが、現実には予算との兼ね合いもあり、どこかに妥協しなければならない場面も出てきます。
「どこを妥協すればいいのか」「妥協しても大丈夫なポイントとそうでないポイントは何なのか」
そんな悩みをお持ちの方のために、家づくりの際に本当に妥協してはいけないポイントと、逆にコストダウンできるポイントを具体的に解説していきます。
後悔のない家づくりを実現するために、ぜひ最後まで読んでみてください。
□家づくりで絶対に妥協してはいけないポイント
住まいの安全性や快適性を左右する項目は、コストがかかっても妥協すべきではありません。
具体的には、以下の項目が挙げられます。
1:住まいの安全性に関する項目
長期にわたって安心して居住できる住まいを実現するためにも、安全性に関する項目は妥協せずに検討することが大切です。
「耐震性」「耐火性」「セキュリティ」は、安全に生活するうえで欠かせない項目です。
特に、地震や火災などの災害はいつ起こるかわかりません。
これらのリスクから家族を守るためにも、しっかりと対策を講じておく必要があります。
2:住まいの快適性に関する項目
住まいの快適性を左右する項目としては、「断熱性」や「気密性」があります。
これらのポイントは、快適な住環境を整えるうえでとても重要です。
断熱性や気密性が高いと、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間を実現できます。
また、冷暖房効率が向上し、光熱費の節約にもつながります。
3:外壁
外壁は、住まいの外観を左右するだけでなく、雨風や紫外線から家を守る重要な役割を担っています。
耐久性の低い外壁は、雨漏りやシロアリ被害などのリスクが高まり、結果的にメンテナンスコストがかかってしまう可能性があります。
外壁の素材や塗料の種類によって耐久性が大きく変わるため、しっかりと吟味しましょう。
□家づくりの妥協ポイントはここ!
キッチンやトイレなどの水回りは、後からリフォームで変更できるため、コストダウンの対象として検討できます。
ただし、機能性やデザイン性を重視する場合は、事前にしっかりと計画を立て、予算と相談しながら選択することが重要です。
1:キッチン
キッチンは毎日使う場所なので、使い勝手の良さやデザイン性を重視したいところです。
しかし、すべての要望を満たすには、どうしてもコストがかかってしまいます。
収納スペースが不足する場合は、キッチン自体の広さを変えなくても、床下収納や壁面収納などを設けることで対応できます。
また、ビルトイン食洗機などのオプション設備は、後から変更することも可能です。
2:トイレ
トイレもキッチンと同様に、毎日使う場所です。
機能性やデザイン性も重要ですが、基本的な機能が備わっていれば、それほどこだわる必要はありません。
最近のトイレは、節水性能や洗浄機能が向上しており、以前よりも低価格で高機能なものが増えています。
3:バスルーム
バスルームも、機能性やデザイン性よりも、基本的な機能が備わっていれば十分です。
ただし、浴室乾燥機や追い焚き機能などは、後から設置するのが難しいので、検討する必要があるでしょう。
4:洗面台
洗面台も、収納スペースやデザイン性を重視したいところです。
しかし、機能性よりもデザイン性を重視する場合、コストがかかってしまう可能性があります。
洗面台のサイズは、家族構成や使用頻度によって検討しましょう。
□まとめ
家づくりでは、妥協すべきポイントとそうでないポイントをしっかりと見極めることが重要です。
住まいの安全性や快適性を左右する項目は、コストがかかっても妥協すべきではありません。
一方、キッチンやトイレなどの水回りは、後からリフォームで変更できるため、コストダウンの対象として検討できます。
予算と相談しながら、本当に必要なものとそうでないものをしっかりと見極め、後悔のない家づくりを実現しましょう。