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近年、平屋はバリアフリーや家事動線の良さなど、さまざまなメリットから人気が高まっています。
しかし、平屋にはデメリットも存在します。
この記事では、平屋のメリットとは何かや、注意すべきデメリットを解説するとともに、間取りのポイントまでご紹介します。
平屋を建てることを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
□平屋のメリットとは?人気の理由
平屋は、階段がなく、1フロアの空間で生活できるため、さまざまなメリットがあります。
1:バリアフリーで安全な生活
平屋は階段がないため、小さなお子さんや高齢者がいる家庭でも安心して暮らせます。
転倒や転落のリスクが低減され、安全に過ごせる空間を実現できます。
2:家事動線がスムーズで家事負担軽減
平屋は、家事動線が短縮され、家事負担を軽減できるのも魅力です。
洗濯物を干す、食器を洗う、掃除をするなど、家事のほとんどが1階で完結するため、階段の上り下りによる負担を大幅に減らせます。
3:広々とした開放的な空間
平屋は、2階部分がないため、天井を高く設計することが可能です。
高い天井は、開放感を感じさせ、部屋全体を広く見せる効果があります。
また、吹き抜けやロフトを取り入れることで、さらに空間の広がりを楽しめます。
4:太陽光発電との相性が良い
平屋は、屋根面積が広いことから太陽光発電システムとの相性が抜群です。
屋根全体にパネルを設置することで、発電量を増やし、電気代を大幅に節約できます。
5:メンテナンスコストの削減
平屋は、2階建てや3階建てに比べて、高所の修繕作業が少なく、メンテナンスコストを抑えられます。
屋根の修理や外壁の塗り替えなど、高所作業が必要なメンテナンスは費用がかかりがちですが、平屋であればその費用を大幅に削減できます。
□平屋はデメリットもある!注意すべきポイント
平屋には、魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。
平屋を建てる際には、これらのデメリットを理解した上で、慎重に検討することが重要です。
1:広い敷地が必要になる
平屋は、同じ延床面積の2階建て住宅と比べて、広い敷地が必要になります。
これは、平屋は屋根や基礎の面積が大きくなるため、建築基準法で定められた建ぺい率によって、建てられる家の面積が制限されるためです。
2:坪単価が高くなる可能性がある
平屋は、屋根や基礎の面積が大きくなるため、2階建て住宅と比べて、建築費用が高くなる傾向があります。
そのため、坪単価が高くなる可能性があり、予算オーバーになる可能性も考慮する必要があります。
3:日当たりや通風が悪くなるケースも
平屋は、2階建て住宅と比べて、日当たりや通風が悪くなるケースがあります。
特に、周囲に建物が建ち並ぶような場所では、日差しや風が家の中まで届きにくくなる可能性があります。
□まとめ
平屋は、バリアフリーや家事動線の良さ、開放感など、多くのメリットがある一方で、広い敷地が必要、坪単価が高くなる可能性がある、日当たりや通風が悪くなるケースもあるなど、デメリットも存在します。
平屋を建てる際には、メリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルや予算に合った選択をすることが大切です。
この記事が、平屋に関する理解を深め、将来の住まい選びの参考になれば幸いです。