キッチンは注文住宅においてほぼ必ず設置する設備です。
特に料理が好きな方は間取りや内装の中でも最もこだわりたい部分ではないでしょうか。
しかし、キッチンについて後悔したという声はたくさんあります。
そこで、今回は注文住宅におけるキッチンについて解説します。

□キッチンの使いやすい大きさとは？

キッチンの種類ごとに解説します。
Ⅱ型、L字型、コの字型のキッチンは、シンクやコンロがある面と収納棚や作業台がある面の2つに分かれています。
2つの間の距離は、最低でも80cmは確保しましょう。
2人以上が同時に使う方が多い場合は110cm以下だと少し狭く感じます。
また、間の距離がありすぎるのも使いにくくなってしまいます。

I型キッチンの場合、シンクとコンロ、作業台を含めたキッチンの幅は、間口（幅）2250mm×奥行650mm×高さ850mmが一般的となっています。
キッチンの大きさは、一定のピッチで変更できるので、最適なサイズを選びましょう。

キッチンの高さは、以下の式で求めた高さが良いとされています。

キッチンの高さ＝身長÷2＋5 (cm)

□キッチンにおすすめのオプションとは？

キッチンにはオプションの設置が可能で、
ここでは、おすすめのオプションをいくつかご紹介します。

1.食器洗い乾燥機

人気なオプションの1つが、食器洗い乾燥機です。
家族が多い家庭や来客が多い、共働きの家庭にはおすすめです。
後から外付けすることも可能ですが、大容量で存在感が大きいので、新築時にビルトインタイプを取り付けると、キッチンがスッキリします。

2.自動洗浄換気扇

ファンとフィルターの自動洗浄ができるタイプの換気扇もおすすめです。
給水トレイに水を入れてボタンを押すだけで、換気扇掃除ができます。
自動的に掃除をしてくれるので、業者に換気扇掃除を頼まなくてよく、その分お金を節約できます。

3.タッチレス水栓・ハンズフリー水栓

タッチレス水栓やハンズフリー水栓を設置すると蛇口周りを触れずに水を出せるため、調理中の汚れた手で蛇口周りを汚さなくて済みます。
どちらも使用時以外は水が自動的に止まるため、エコの観点からも優れています。

□まとめ

本記事では、キッチンの使いやすい大きさとおすすめのオプションについて解説しました。
キッチンは種類や大きさ、オプションなど決めることがたくさんあるため、体の大きさや用途、予算などを踏まえて適切なものを選びましょう。

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