外壁は、外観の大半を占めるため家の印象を決めると言っても過言ではありません。
そして、その外観は外壁に使う素材によっても大きく変わります。
そこで、今回は注文住宅における外壁素材について解説します。
家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

□注文住宅の外壁素材の選び方！

外壁素材を選ぶときは、以下の3つを意識しましょう。

1.デザイン性

外壁は家の中で最も目立つ部分の一つで、外観の大半を占めるので、家の印象を大きく左右します。
よって、デザイン性は重要です。
外壁は頻繁には変更できないので、個人の好みだけでなく、周囲からあまり浮かないようなデザインにする必要があります。

2.機能性

外壁に使用する素材によって、機能性が大きく変わります。
例えば、白い壁にすると遮熱性が高く、夜には街灯の光を反射するため視認性が高くなります。

3.価格・予算

外壁の素材を選ぶときは、予算を踏まえたうえでの価格の検討も大切です。
外壁素材の値段は幅広く、また種類も豊富であるため、目的にあった素材を選ぶ必要があります。

□外壁素材の種類と特徴

1.タイル

外壁にタイルを用いると、贅沢で華やかな雰囲気になります。
タイルは、初期費用が他の素材よりもかかりますが、耐久性や耐候性があり、簡単なお手入れで長持ちし、長い目で見るとコストパフォーマンスがよい外壁材です。

2.サイディング

サイディングは材質や種類が多いため、どんな雰囲気やデザインを生み出せるのが特徴です。
また、誰が施工しても一定の品質を期待できます。
しかし、目地の部分の劣化が早いのがデメリットです。

3.ガルバリウム

ガルバにウムは特殊なメッキを施した金属製の外壁材で、都会的なイメージを醸し出します。
また、防水性と防食性に優れているため、水洗いも可能です。

4.モルタル

モルタルは仕上げの種類が豊富なのが特徴です。
モルタルは職人の手作業によって仕上げられるため、デザインの自由度が高いのが特徴です。

5.塗り壁

塗り壁も職人の手によってつくられるため、独特な風合いに仕上がります。
また、自然素材を使っているため、体にも優しい素材です。

6.ALC

ALCは内部に無数の気泡を含んだ特殊な軽量コンクリート外壁材であり、耐火性、防火性、耐久性、防音性に優れています。
しかし、気泡が多いため、きちんと防水加工のされている建材を選ぶのが大切です。

□まとめ

本記事では、外壁素材を選ぶポイントと外壁素材の種類ごとの特徴について解説しました。
外壁素材は種類が多く、種類に加えて色や塗料も考える必要があるため、デザイン性、機能性、価格を軸に考えながら、理想の外壁を検討しましょう。
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