-
スタッフブログ
実家や友達の家に行くと、風水を意識した家づくりをしているご家庭を見かけますよね。
風水の名前自体は多くの方が知っているものですが、詳しく知っている方は少ないでしょう。
そこで今回は、風水の基礎知識と家づくりで意識したい風水を紹介します。
□風水ってどんなもの?
*風水について
風水は、「気」という見えないエネルギーの流れに注目し、家の中に良い気を取り入れて運気を上げるとされている環境学です。
もとは、中国が発祥地であり、自然界の性質は陰と陽にわかれるとする陰陽五行説に基づいています。
家づくりに風水を取り入れたい場合は、良い気を取り込んで運気を上げるように設計しましょう。
*家相との違いは?
日本で発展した家相は、風水方位学に基づいた思想であり、家の間取りを考える際には、吉方位を組み合わせる考え方が用いられます。
家相と風水は同じものと考えられがちですが、実際には異なり、家相には避けるべき方角の鬼門があります。
家づくりでは、風水的な要素と家相を組み合わせて、土地選びや間取りを検討することが多いのです。
□家づくりで意識したい風水をご紹介!
風水は数多くありますが、取り入れやすいものを3つ紹介します。
1. 玄関は運気の入口
玄関は風水において非常に重要で、悪い気が溜まると家の運気が下がってしまいます。
吉方位(良い方向)に玄関をし、活動のエネルギーである「陽の気」を入れ込みましょう。
また、玄関の吉方位は「東・東南・南」です。
2. リビングを明るくし、居心地を良くする
家族全体の運勢に影響するリビングは、陽の気を取り込むことが大切であり、明るく快適な空間を作ることで家族全体の交流や仲を深められます。
リビングの吉方位は「東南・南・東」であり、「各部屋に行くためにリビングを通る」間取りがおすすめです。
3. 水回りは悪い気が溜まらないように風通しを良くする
水回りは、静寂のエネルギーである「陰の気」が溜まりやすく、吉方位はありません。
しかし、家相の観点から、最悪の運勢を避けるために鬼門に配置するべきではないでしょう。
湿気が溜まりやすいため風通しを良くして、玄関から離れた場所に配置しましょう。
水回りの吉方位は「北・東・西・東南」です。
□まとめ
風水とは、気のエネルギーに着目し、気を家の中に入れて運気を上げる環境学でした。
立地条件によっては風水を中心で考えた間取りが構成できないこともあります。
風水の元である「居心地が良く自然に素直な間取り」をつくることを意識しましょう。