人生最大の買い物と言われる家の購入は、人生で1度しか経験しない方が多いです。
それに伴って、住宅ローンも1度しか借りない方が多いため、住宅ローンの支払いがいつからかわからないという不安を抱えている方も多いでしょう。

そこで今回は、住宅ローンの支払い開始日と利用時の注意点を紹介します。

□住宅ローンの支払いはいつから始まるの？

住宅ローンの融資実行日は、住宅の引き渡し日になることがほとんどです。
では、支払い、つまり返済はいつ開始されるのでしょうか。

住宅ローンの支払いは、利用する金融機関によって異なります。
なぜなら、返済開始日の基準である約定返済日が、金融機関によって異なるからです。
自分が利用する金融機関はいつから返済が始まるのか、事前に確認しておきましょう。

また、住宅ローンの返済は口座引き落としのみしか受け付けていないため、注意してください。

□住宅ローンを利用する時の注意点をご紹介！

住宅ローンを利用する時の注意点を4つ紹介します。

1つ目に、住宅ローンを扱う金融機関は限られている点です。
そもそも、住宅ローンを取り扱っていない金融機関もあります。
そのため、住宅ローンを取り扱う金融機関を探した上で、金融機関を選定する必要があります。

2つ目に、住宅ローンには3つの金利タイプがある点です。
全期間固定金利型は、ローンを借り入れてから完済するまでの金利が一定のため、家計の管理がしやすいです。

固定金利期間選択型は、金利を固定する期間を選択でき、固定期間が終了したら金利のタイプを自由に選べます。

変動金利型は、金融情勢に伴い金利が変化し、固定金利に比べて金利が安く設定されています。

各金利タイプのメリットやデメリットを踏まえ、自分の現状やライフプランにあわせて選択しましょう。

3つ目に、住宅ローンに対して費用がかかる点です。
住宅ローンを組むには、金利や諸費用がかかります。
そのため、家を建てる際にはこれらの諸費用も考慮して資金計画を立てる必要があります。

4つ目に、借りられる金額ではなく返せる金額で考える点です。
一般的に住宅ローンを借りる際には、借りられる金額の方が返せる金額よりも多くなります。
借りられる金額をすべて借りてしまうと、返済額が多くなり、生活が厳しくなる可能性があります。

そのため、あらかじめライフプランを立てた上で返せる金額を借り入れましょう。

□まとめ

住宅ローンの支払いは金融機関によって返済日が異なります。
住宅ローンを申し込む前にチェックしてください。
また、自分にあった金利プランを選んだり、返せる金額を基準に考えたりすることが望まれます。

なにか不明な点がある場合や依頼がある場合は、お気軽にご相談ください。