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スタッフブログ
家を建てるなら三階建てが良いという方は少なくないです。
もちろん様々なメリットがある反面、間取りの決め方は気になりますよね。
そこで今回は、三階建ての家で良い間取りを作るポイントと注意点をあわせて紹介します。
□三階建ての家で良い間取りを作るコツは?
三階建ての家の間取りを決める際には、生活導線をシンプルにすることがポイントになっています。
特に、リビングを中心にして階段の上り下りをどれほど減らせるかが重要です。
前提として、一般的なフロアごとの使用用途を紹介します。
一階は、二世帯住宅の場合は親世帯の居住空間を、核家族の場合は主寝室を設置することで、足腰の負担を減らせます。
二階は、家族の集まるスペースのため、リビングを設置する家庭が多いです。
三階は、子供部屋や趣味の空間など、個人のスペースを設置することが多いです。
フロアによる使用用途を踏まえた上で生活動線をシンプルにするためには、水回りをまとめることが効果的です。
水回りをLDKに近づけることで、料理や洗濯を両立できるため、生活動線をシンプルにできます。
また、洗濯物を干すフロアは二階や三階であることが多いため、洗濯機置き場を物干し場に近づけることをおすすめします。
□三階建ての間取りを作る時はこれに注意!
三階建ての間取りを作る際には2つの点に注意してください。
1つ目に、階段対策をしっかりすることです。
三階建ての家の場合、どうしても階段のスペースが必要です。
対策方法として、スケルトン階段を採用することで視覚的に余裕を持たせたり、階段下に収納を設置することでデットスペースを活かしたりできます。
また、緊急時に避難が困難にならないように、階段の位置にも規制がかかっています。
階段同士が離れすぎていると避難が難しくなるため、階段の位置を同じにしたり、近い位置に設置したりする必要があります。
2つ目に、三階建てを建てられない可能性があることです。
第一種低層住居専用地域では、建物の高さが10メートルに制限されており、3階建てにできない可能性があります。
他にも、建ぺい率や容積率も規制があり、自由に間取りが決められるわけではないため事前に確認しましょう。
□まとめ
今回は、三階建ての家を作る際に役に立つ、間取り決めのポイントや注意点を紹介しました。
三階建ての家は、水回りの設備を固めることで便利な生活動線や家事動線を確保できます。
また、階段の対策や三階建てが制限されている地域の場合には注意が必要です。
なにか不明な点がある場合や依頼がある場合は、お気軽にご相談ください。