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スタッフブログ
1日の疲れを癒やすお風呂は、注文住宅を作る際にこだわりたい点ですよね。
しかし、毎日使うことになるお風呂は、正しい知識を持った上で作らないと後悔が残る仕上がりになる可能性があります。
そこで今回は、注文住宅でお風呂を作る際の風呂の種類と特徴を紹介し、快適なお風呂を作るためのポイントを解説します。
□浴室の種類を3つ紹介!それぞれの特徴も解説します
浴室はどれも同じで、種類が無いように感じる方は多いですが、浴室の作り方によって3種類にわけられます。
1つ目に、システムバスです。
システムバスはユニットバスとも呼ばれ、日本発祥の形式です。
システムバスはお風呂全体がパッケージ化されており、予め工場で作られたパーツを現場で組み立てる工法です。
壁の色や照明、カウンター材などの細かい仕様はオプションで変更できます。
システムバスはそれぞれのメーカーで性能を競うように作られているため、断熱性や防水性が高いです。
2つ目に、在来風呂です。
在来風呂は造作風呂とも呼ばれる、浴槽や壁をはじめとして、窓や扉などまで全てオーダーメイドで作られます。
特徴として、空間の広さや空間の形に合わせて、好きなようにお風呂を作れます。
システムバスとは違って全てのパーツが独立しているため、露天風呂を作ったり、異国情緒なテイストのお風呂を作ったりできます。
3つ目に、ハーフユニットバスです。
ハーフユニットバスは、浴槽と床がユニットバスと同様に工場で作られ、壁や天井は現地で作り上げます。
特徴として、浴槽と床はシステムバスのような断熱性や防水性を持つ上に、壁や天井のデザインを自分好みに変更できます。
□注文住宅で快適なお風呂を作るには?
快適なお風呂を作るためのポイントは2点あります。
1点目に、お風呂の配置についてです。
お風呂の配置が北側か南側かによって、注意するポイントは異なります。
*北側にお風呂を配置する場合
北側にお風呂を配置する場合、日当たりが良い南側に比べて湿気が溜まりやすいです。
湿気が溜まってしまうとカビや汚れなどが発生してしまうため、風と光の通り道を確保するのをおすすめします。
*南側にお風呂を配置する場合
南側にお風呂を配置する場合、他の間取りとの兼ね合いを考える必要があります。
一般的にはLDKを南側に設置する事が多いため、お風呂を南側に設置するとLDKのスペースを奪ってしまいます。
そのため、LDKと違う階層にお風呂を配置することで、LDKでもお風呂でも太陽光を浴びられます。
2点目に、窓についてです。
お風呂に窓を設置することで、光を採り入れたり、換気できたりします。
窓を開けることで、湿気を逃がすことができカビの発生を抑えられます。
また、窓の設置は心身をリラックスさせる効果もあるため、多くの方が採用しています。
□まとめ
今回は、注文住宅でお風呂を作る際の風呂の種類と、快適なお風呂の作り方を紹介しました。
浴室の種類として、システムバスと在来風呂、ハーフユニットバスがあり、工場で作られている部品の割合によって分類が変わります。
また、快適なお風呂を作るために、お風呂の配置と窓を設置することが挙げられます。
なにか不明な点がある場合や依頼がある場合は、お気軽にご相談ください。