注文住宅を建てる際、事前に何を決めておくべきかわからず、直前や施工が開始してから手遅れな要望を提示してしまうということはよくあります。
今回は、そうした事態を避けるために事前に決めておくべきこと、工事が始まってから決めるべきことをそれぞれご紹介します。

□注文住宅を建てる前に決めることをリストアップ！

早速、注文住宅を建てる前に決めておくべきことをリストアップしていきます。
・家族全体の生活動線について考える。
・建てたい家のイメージを持ち、可能な限り見える化する。
・長期的なライフスタイルについてもイメージを膨らませる。
・要望や理想の優先順位を考える。

まず考えるべきなのが、家族の生活動線についてです。
生活動線とは、日常生活で人が行き来する動きを線で表したもののことです。
家の間取りを考える際には、生活動線を意識して家具や部屋の配置を決めていくことが大切です。

また、作りたい家のイメージを可能な限り見える化することも重要です。
単にイメージにとどめるのではなく、絵や模型を用いて見える化しておくことで担当者との認識の齟齬(そご)を減らせます。

同時に、10年、20年後のライフスタイルに関してもイメージしておきましょう。
特にお子さんがいる場合は、成長に合わせてライフスタイルも大きく変わってきます。
そうした変化があっても快適に生活できる設計を意識すると良いでしょう。

しかし、これらのことを意識して具体的なイメージを持っていても、必ず全てが実現するとは限りません。
そのため、特に重視したいポイントを明確にし、要望の優先順位をつけておくようにしましょう。

□工事が始まってから決めることとは？

ここからは、工事が始まってから決めるべきことをご紹介していきます。

＊内装や設備など、建物の中を決める

間取りが決まった後は、実際にキッチンやトイレの設備、コンセントやスイッチの位置、窓の位置など具体的な内装を決定していきます。
カタログを参考に、実際のショールームや家具・インテリアを取り扱う店に足を運び、実物を見ていくのがおすすめです。

＊外構工事を決める

外構工事とは、家の外のアスファルトやフェンス、庭などのエクステリアに関する工事のことをいいます。
これらは建物完成後に決めても問題はありませんが、完成日を少しでも早めたい場合は工事開始のタイミングで決めておくことをおすすめします。

□まとめ

今回は、注文住宅を建てる前に決めておくべきこと、工事が始まってから決めることをそれぞれご紹介しました。
理想の住まいづくりには、事前準備が非常に大切です。
本記事のリストを参考に、早速準備を進めていきましょう。
当社では住み心地を追及した家づくりを創業以来心掛けています。
建て替えやリフォーム、新築のご相談など、どんな些細なことでも承りますので、この機会に是非お問い合わせください。