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自分の家の南側に家が建っている場合に日当たりを確保できるか不安な方は多くいらっしゃいます。
家での生活において光は重要な要素になるため、家の日当たりについては事前にきちんと確認しておくことが大切です。
今回は、南側に家が建っている際の日当たりと、暗い部屋の対策を解説します。
ぜひ参考にしてください。
□南側に家が建っている際の日当たりとは
まず、南側に建っている家との距離が5メートルあると仮定します。
5メートルという距離は、日当たりを確保するには十分だと思う方も多いでしょう。
しかし、実際には5メートルの距離では冬至の日の南中高度だとしても、1階の窓に日差しが入らないことがあります。
これはつまり、1日中暗い部屋が存在してしまうことを意味します。
また、冬至の日の南中高度は春分・秋分の日の8時30分頃・15時15分頃の太陽の高さと同じです。
そのため、8時30分の時点で朝日が入らず、15時15分以降にも日差しが入りません。
このように、南側に家が建っている場合は日当たりを確保するのが難しい傾向にあります。
1日中暗い部屋をつくらないためには、南側の家と5メートル以上距離を離す必要がありますが、都市部においてはほぼ不可能です。
□日当たりが悪い部屋の対策とは
日当たりが悪い部屋が存在する場合は、以下のように対策することが大切です。
1つ目の対策は、窓の大きさや位置を工夫することです。
光を取り入れる窓の工夫としては、トップライトやハイサイドライトが存在します。
屋根に窓を設置して光を取り込むトップライトや、壁の高い部分に設置するハイサイドライトを活用することで、暗くなりやすい場所にある部屋の日当たりを確保できます。
2つ目の対策は、インテリアを明るい色にすることです。
光を反射する白を基調としたインテリアを取り入れることで、部屋の印象を明るくできます。
特に、部屋における面積の広い床や壁、カーテンを明るい色にすることで簡単に部屋が明るくなります。
3つ目の対策は、照明で明るくすることです。
日当たりの悪い部屋は、照明を工夫することで暗さを大幅に改善できます。
照らす必要のある場所ごとに照明を取り入れることで、部屋全体に明るい印象を出せます。
□まとめ
南側に家が建っている際の日当たりと、日当たりが悪い部屋の対策について解説しました。
日当たりが悪い部屋でも、少し工夫することで明るい部屋にできます。
今回紹介した対策を活かして、家づくりの際は1日中暗い部屋ができないように工夫しましょう。
何か気になることがある方は、お気軽にお問い合わせください。