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スタッフブログ
「新築を考えていて、木材にこだわりたいが、木材の種類は多くてわかりずらい」
「丈夫な木材の特徴は何なのか知りたい」
このような考えをお持ちの方は多いでしょう。
今回は家を建てる際に重要な木材選びについて、丈夫な木材の特徴や種類についてご紹介いたします。
□木材の種類と特徴について
主に住宅で必要な木材は、構造材、造作材、床材の3種類あります。
構造材とは、住宅の基礎となる土台、柱、梁、桁など骨組みとなる箇所に使用する木材のことです。
造作材とは、建物の中に使われる木材のことです。
例えば、窓枠、コーナーキャップ、巾木、ドア、カーテンボックスセットなどさまざまな場所に使われます。
床材とは、フローリングのことで、一番目につきやすく、人に触れる部分なので、見た目のこだわりが発揮できます。
上記の通り、それぞれの木材によって適した場所があります。
今回は7種類の木材と、その木材に適した場所をご紹介します。
1つ目はヒノキです。
日本で昔から使われている木材で、高級な木材に分類されます。
耐久性が高く、白アリや水にも強いため構造材に最適です。
2つ目はスギです。
日本はスギが豊富に栽培されているため、比較的安価で手に入ります。
やわらかく、扱いやすいという特徴から構造材だけでなく造作材、建具と幅広く使用可能です。
3つ目は松(パイン)です。
日本では少なく、ほとんどが海外から輸入されています。
赤みのある色が特徴で、見た目が良いため梁やフローリングに使われます。
4つ目はヒバです。
ヒノキやスギに並ぶ国産の材木です。
水や湿気に強く、殺菌効果があります。
この殺菌効果はシロアリ対策に効くため、土台の材木として最適です。
5つ目はナラ(オーク)です。
国内ではナラ、海外ではオークと呼ばれます。
家具などによく使われている材木です。
さまざまな色合いがあるため、フローリングとしても使われます。
6つ目はケヤキです。
ヒノキ同様に高級木材で、美しい木目や硬さが特徴です。
硬さを活かして柱として使用されます。
しかし、価格が高いというデメリットがあります。
7つ目はクリです。
あまり使われることがなくなった木材ですが、水に強い特徴から台所まわりに使われます。
耐水性と耐久性が高いため、土台にも最適です。
□木材に妥協してはいけない理由とは?
*機能性が低くなる
それぞれの場所に適した木材選びを怠ると、機能性や気密性、断熱性を低下させてしまう恐れがあります。
間取り設計や木材選びは施工会社に相談しましょう。
*仕上がりの状態が悪くなることがある
木材に妥協してしまうと、ねじれやそりが生じやすい木材を使用してしまうリスクがあります。
一見、仕上がりに違いはないように見えますが、年数が経過すると、使用した木材の品質の差は明らかになってきます。
□まとめ
今回は家を建てる際に注意すべき木材の種類や特徴についてご紹介しました。
当社ではこだわりの木材を厳選し、お客様の生活イメージにあった施工を提案しております。
高断熱、高機能の暮らしをテーマにした実績を豊富に備えておりますので、お気軽にご相談ください。