電気代の高騰による住まいの考え方

  • コダマニュース
電気代の高騰による住まいの考え方

いよいよ電気代の値上げが決定されましたね!

東京電力では17.6%の値上げのようです…

物価もあがり、電気代もあがり、、、給料は変わらず。。。。。

日本はどうなってるんだ!(怒り)…と思う方が大半ではないでしょうか?

あれだけ反対していた原発を動かして電気をつくれーーーー!という方も多くいらっしゃるかと思います。

ただ、残念なことに国民の声で日本を動かすのは難しいですよね。

ここで、電気代の話に戻りますが、電気料金というのは、基本料金と電気使用量、再エネ賦課金、燃料費調整額によって決まります。

一番注目するべきなのは月々の『電気使用量』です。

電気使用量を少なくすることで、基本的な電気料金(再エネ賦課金、燃料費調整費含む)を抑えることができます。

住宅で電気使用量を大きく削減するには様々なことが求められますが、大きく分けて4つの項目があります。

一つ目は『断熱』冬暖めたり、夏冷やしたりしたエネルギーを外に逃がさない。

二つ目は『気密』断熱された建物の隙間があってはいけません。気密性能で考えてもC値0.5以下が望ましいでしょう。

三つ目は『換気』家の換気で失われてしまうエネルギー(分かりやすくいうと冬の家の中の暖かい空気)はとても多いです。熱交換型の換気扇が望ましいです。

そして四つ目は『太陽光発電』これは創エネというエネルギーをつくる「電気をつくる」のが目的です。電線から高価な電気を買わず、タダで日中は過ごす、余ったら売るという考え方です。

この4つはどれか一つかけていたら全てが台無しです。

太陽光については東京都・川崎市・長野県が先陣を切って動き出しています。資源(エネルギー)をつくる、ご家族の財産を守る。素晴らしい法改正だと思います。
批判的なことも言われていますが、東京都太陽光解体新書と検索すれば都としてのQ&Aも見ることができます。

私どもからすれば太陽光発電を搭載しない、ましてはできない住宅は施主様のことを考えるとありえません。

電気代の高騰は収まることはないと考えてよいでしょう。
なぜなら2050年のカーボンニュートラルに向けて、再エネへの加速が最重要項目となっているからです。

日本は資源に乏しい国です。海外から燃料を買って火力発電で電気をつくり、各家庭へ電線で運ばれています。

この火力発電からの脱退をこれから加速していかない限り、ますます電気代は高騰していくといわれています。

ヨーロッパでは2030年までに化石燃料0を実現に向けて日本より一歩も100歩も先に進んでいます。

つまり、エネルギー(電気)は国から買うのではなく、自分たちで作り消費していく時代になっていくのです!

でもないと、地球温暖化が進み様々な災害に見舞われてしまいます。大げさにいうと地球の滅亡です。。。

そのためにCOPやG7など様々な国同士での会議があり、なんとか温暖化を食い止めようとしています。

これからお建てになる住宅。何年住みますか?

2050年まであと27年…住宅ローンはそれ以上組みますし、おじいちゃんおばあちゃんになっても住み続けたいですよね。

住宅ローンが終わっても老後の30年程の人生を住宅で過ごします。

本当に安心して住める住宅しか私たちは提案していません。

UA値が良いと快適で電気代が安くなる。こんなことはありません!

家の性能、プランニング、設備選定を正しく組み合わせなければいけません。

ブログではお伝えしきれませんが、地元企業として、住宅をお建てになるご家族の為に『愛』のあるご提案をし続ける必要があると強く感じました。

文句ばかり言っていても未来は変わらない。笑顔で迎えられる、未来に備える家づくりを考えてみませんか?

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