建ぺい率とは?計算方法や地域別の上限についても解説します!

2022.5.16 スタッフブログ
「建ぺい率って何を表しているのかな」
「地域によって建ぺい率が違うのは本当かな」
土地選びや土地の相続の際、建ぺい率という言葉が気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、建ぺい率についてと、地域ごとで異なる建ぺい率の上限について解説します。
 

□建ぺい率とは?

 
建ぺい率は、土地の敷地面積に対し、建築面積がどのくらいの割合を占めているのかを表します。
土地によって建ぺい率の上限は変化するので、建ぺい率の上限によって、同じ敷地の広さでも建てられる建築面積の上限が異なります。
 
例えば100平方メートルの敷地が2つあったとして、片方の建ぺい率が90パーセントの場合は、その敷地内に最大90平方メートルの敷地の家が建てられ、もう片方の建ぺい率が70パーセントだった場合は、その敷地内に最大70平方メートルの敷地の家が建てられます。
建ぺい率90パーセントの敷地に70平方メートルの家を建てることも可能ですが、建ぺい率70パーセントの敷地に90平方メートルの家は建てられません。
 
しかし、建ぺい率の数値が大きいからといって、むやみに大きな家を建てると、隣の家との関係で日当たりが悪くなってしまう可能性もあります。
そうはいっても、建ぺい率が小さいと広い土地を用意する必要があるので、建ぺい率は大きすぎず小さすぎない値がおすすめです。
 

□地域によって異なる建ぺい率の上限について

 
建ぺい率の上限は、住んでいるエリアによって、指定されています。
低層住宅専用の第一種低層住居専用地域や、小さい店舗も建てられる第一種住居地域、ほぼすべての建物が建築可能な商業地域など、この用途地域によって、建ぺい率の上限が決まっています。
 
また、田園調布を始めとした高級住宅街では、建ぺい率の上限が50パーセントを切る地域もあります。
このような高級住宅街は、地価は高いものの、土地目いっぱいに建物を建築できないため、自動的に大きな庭付きの広い敷地の家になります。
その代わりに、こういった建ぺい率の上限の小さいエリアだと、閑静で日当たりの良い環境に住めます。
自分がどんな家に住みたいかと、予算との兼ね合いの上で、自分に合った建ぺい率の土地かを判断しましょう。
 

□まとめ

 
今回は、建ぺい率についてと、地域ごとで異なる建ぺい率の上限について解説しました。
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